Pirelli ー デジタル学習推進

ビジネス課題​

Pirelli は、今日のグローバル市場で成功を遂げるには、内部プロセスと経営手法の転換を行い、イノベーションスピードの加速とビジネスの機敏性向上に取り組む必要性があると認識していました。​

Pirelli は、このようなデジタルトランスフォーメーションを社内で採用し、推進するには、多様な国籍を持ち、グローバルに分散した専門スタッフが組織の内外で英語で効果的にコミュニケーションを行えるようにすることから始めなければならないと考えました。​

また、Pirelli は推進を図ってていた文化的変化の有益性を具現化し、実証することのできる学習プログラムの開発に価値を見出だしていました。​

ソリューション

4ヶ国の100人のグローバルマネージャーが参加した試験プログラムでは、デジタルファーストソリューションを導入することの有効性と課題をテストしました。​

Learnshipは中央HRチームおよび「国内」HRマネージャーと協力し、会社全体の目標と地域ビジネスの課題に対応するKPIを明らかにしました。​

このプログラムは、これまで20ヶ国の地域が参加し、過去5年にわたり、Pirelli の全ての学習ニーズに対する共通のアプローチとしてデジタル学習を採用する上で重要な成功を収めたと評されています。​

結果

5年にわたるプログラム使用で、Pirelli の学習者は英語での業務能力が向上し、学習者一人あたり週に1.7時間の節約が実現したとマネージャーから報告がされています。​

2012年以降は、会社の目標である20％を超え、Pirelli のホワイトカラー従業員の25％以上がデジタル学習ソリューションを活用し、1,400人以上の従業員がこのプログラムを職務に役立てています。​

Learnship の変更管理における能力は、新しい L＆Dプログラムの考案と実施だけにとどまりません。彼らの経験とノウハウを活用して Pirelli のHRとデジタルトランスフォーメーション戦略を学習でサポートできることはとても幸運なことだと考えています。​

Donatella De Vita, Global Head of Learning, Welfare and Engagement