NTT Dataケーススタディ

NTT DATA ー 人と人をつなぐ​

NTT DATA は、東京に本社を置く大手ITサービスプロバイダーおよびグローバルイノベーションパートナーです。 50カ国以上で事業を展開し、コンサルティングやシステム開発から外部委託に至るまで、専門的なサービスを提供しています。イタリアには2011年から拠点を置いています。​

ビジネス課題​

NTT DATA のイタリアでの仕事の性質は、地域/国内の焦点から国際的な注目を高める、漸進的進化にあります。効果的なグローバルコラボレーションを遂行するためには、ビジネス言語 (英語) が堪能であるだけではもはや十分とは言えません。​
イタリアのNTT DATA は、現事業状況に見合った学習方法で既存のトレーニングを補完することのできる、拡張性と柔軟性のある高品質のトレーニングプログラムを探していました。イタリアのNTT DATA の社員が様々な国の同僚と協力するために異文化への知識を高める必要性は、多民族性と多文化主義に取り組む会社にとって依然として優先事項でした。これに加えて、国から国への移動はもはや以前のようにはいかず、同じ教室に多数の人々を集めることは持続的ではない状況となりました。​

ソリューション​

Learnship Evolve – Culture Focus は、NTT DATA のイタリアでのビジネス状況と課題に対処する最適なトレーニングソリューションとして選ばれました。国別のビジネストレーニングは、参加者がグローバルビジネスで成功するために必要な、文化面とソフトスキルにおけるビジネス・インテリジェンスの習得に活用されました。​

このトレーニングプログラムは、日本とイギリスの異文化間で連携が行われる際に発生するこのようなビジネス課題に対処するためにデザインされました。プログラムは参加者が事業価値、ソフトスキル、対象文化のコミュニケーションスタイルに関する深い文化的知識、および実践的な戦略と秘訣を習得することを目的としています。​

かつてないグローバル課題​​

さらに、2020年から21年にかけての異例のパンデミックにより、NTT DATA はビジネスと異文化トレーニングに関する戦略を見直す必要に迫られました。 以前はNTT DATA の社員をドイツに拠点を置くトレーニングセンターに送り、3日間の教室トレーニングに参加させていました。これには、コネクションを広げ、集中的なトレーニングセッションを行えるなど、様々な利点がありましたが、新型コロナウイルス感染症の発生とそれに伴う世界的なリモートワークへの移行は状況を一変させました。​

プログラムデザイン​​​

以前の教室で行われるプログラムと同様の体制を維持することのできる、グループトレーニング (最大6名の参加者) を基にしたモデルをデザインするため、Learnship はイタリアのNTT DATA と協力してこれに取り組みました。グループトレーニングは、頻繁に行われる参加者間のインタラクティブなやり取りが大きなメリットとなります。​
このデザインを実現させるため、各参加者のプロファイルの作成と同一レベルのグループ編成を行う初期ターゲットインタビューが開始前に実施されました。​

全プログラムは2ヶ月以上にわたって開発され、以下のトレーニングソリューションが伴うものとなりました:

  • e-ラーニングによる準備コースとアセスメントツール​
  • 講師主導のグループセッション​
  • プログラム終了時の個人講師評価​
  • 学習プログラム全体における個々の満足度を評価するための参加者最終調査

プログラム終了時の調査​

プログラム終了時の調査はCulture Focusトレーニングプログラムが、対象文化の同僚/プロバイダー/顧客との連携をより効果的に行うための確実なツールとテクニックを提供することにより、イタリアのNTT DATA 内での参加者の役割にどのような影響がもたらされたのかを明らかにしました。​

  • 学習者推奨率:​86%
  • 97%学習目標達成率​
  • 85%異文化スキル向上​

さっそく始めましょう。

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